ユーロ高とFXについて

史上最高値を更新するユーロ・ドルですが、過度な為替レートは経済に大きな影響を及ぼします。

 欧州委員会のバローゾ委員長は、ユーロ高は、原油価格の上昇による欧州経済への影響を緩和しているとの見解を示した。8日に公表された仏ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙とのインタビューで述べた。  同委員長は「現在、われわれは原油を1バレル=66ユーロで購入している。これが完全な等価(パリティ)であれば、100ユーロ以上を支払うことになるだろう」と語った。
 その上で「もちろん、為替相場の大幅な逸脱については懸念している。しかし、それと同時にユーロ高、もしくは米ドル安が、商品価格の上昇による影響を軽減していることに目を向ける必要がある」と指摘した。
 米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組報告(3月4日までの週)によると、米ドルの売り越し額が3週連続で増加した。
 米ドルの主要6通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル)に対する売り越し額は219億8000万ドルと、前週の175億1000万ドルから増加し、3カ月ぶりの高水準となった。
 円の買い越しは過去4年余りで最高となった。一方、スイスフランの買い越しは大幅に減少した。
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